CBD
CBDは、大麻植物から抽出される化合物の一つで医療や健康製品として注目されています。CBDは非精神活性成分であり気分を高揚させる作用はありません。
人間の体内には、内因性カンナビノイド受容体が存在するのでカンナビノイドの一つであるCBDは人の体に作用して様々な影響を与えることが分かっています。CBDは、この内因性カンナビノイドシステムに結合して、体内のバランスを調節したり、炎症や痛みの緩和、不安やストレスの軽減などの効果があるとされています。
CBDは、医療現場での使用や健康補助食品として利用されています。例えば、てんかんや、多発性硬化症などの神経系の障害を持つ患者に対して、発作の頻度や重症度を減らす効果が報告されています。また、CBDは抗炎症作用もあり、関節炎や筋肉の痛み、炎症性腸疾患などの炎症性疾患の緩和にも役立つ可能性があります。
ただし、CBDに関してはまだ十分な研究が進んでおらず、効果や安全性に関しては個人差があるため、医師や専門家との相談が重要です。また、大麻植物から抽出されるため、国や地域によっては法律で制限されている場合もあるので、使用する際には地域の法律を確認することが必要です。
パーキンソン病と医療大麻
動画内容:
仲間のパーキンソン病患者が元警察官のラリーに医療大麻の使用法を指導したいと申し出る。
私たちは動物実験からパーキンソン病について内因性カンナビノイドシステムが運動活動を調節するのに非常に重要であることを知っています。ラリーはたった数滴の大麻オイルを経口摂取しただけで、数分後には硬化していた手は和らぎ、顔の表情、話し方まで正常に戻っている。
この動画では大麻の成分がパーキンソン病に対して驚きの効果があることが認められる。